緊張型頭痛対策
首、肩のマッサージやツボ押し
首、肩のマッサージやツボ押しで、血行をよくし、筋肉の緊張をとれば痛みがやわらぎます。
適度な運動で体の緊張をほぐす
適度な有酸素運動はストレス発散にもなり、血行をよくして筋肉の緊張をほぐしてくれます。「緊張型頭痛」の人は、長時間のデスクワークの合間に、机を離れてちょっとした体操やストレッチをするだけでも違います。
片頭痛対策
片頭痛の誘因をできるだけ避ける
長年「片頭痛」とつき合ってきた人は、自分の誘因に何となく気づくものです。音や光、匂い、食べ物など、「あれが犯人かもしれない」と思うものがあれば、できるだけそれを避けるようにするのが賢明です。ギラギラした光が目に入ると頭が痛くなるという人は、夏の外出にはサングラスをかけるとよいでしょう。
睡眠時間は最低でも6時間 ただし寝過ぎにも要注意
睡眠不足は頭痛の原因になりますが、週末に夜更かしして、その分寝だめをするという生活も「片頭痛」のもとです。睡眠時間は最低でも6時間はとりましょう。ただし、8時間以上寝過ぎるとかえって「片頭痛」が誘発されることがありますので要注意です。
食生活にも注意
食事は朝昼晩3食きちんと食べることが、頭痛予防の観点からも重要です。特に「片頭痛」の人は空腹で血糖値が下がると頭痛が起きやすいので、おなかがすいたなと思ったら軽く何かを食べるようにしましょう。
マグネシウムとビタミンB2を摂取
マグネシウムとビタミンB2には、「片頭痛」の予防効果が期待できます。「片頭痛」の人はもともと細胞内のミトコンドリアの働きが悪い人が多いといわれますが、ビタミンB2はその働きを助ける作用があります。マグネシウムを多く含むのは、米、みそ、ひじき、まぐろ、黒豆、のりなど、どれも日本人にはおなじみの食べ物です。一方、ビタミンB2を多く含むのは、レバー、大豆、卵、葉野菜、乳製品です。ふだんからこれらの食品を積極的にとるように心がけるのもよいかもしれません。
静かなところで安静
光や音が耐えがたくなり、体を動かすと痛みが強くなるので、片頭痛発作のときは、静かなところで部屋を暗くして安静にしているのがいちばんです。額やこめかみ、首すじなどの血管を、冷やしたタオルや冷却シートで冷やすと楽になります。
片頭痛のときのタブー
入浴 ✖ おふろに入って体が温まると血流がよくなって血管を広げるのでかえって痛みが増します。
運動 ✖ ふだんの運動はおすすめですが、発作の最中はやはり血流をよくして痛みを増強させるので運動はタブーです。