血液中の成分の濃度が低すぎるとどうなるの?
効く濃度に達しないとくすりの効き目が発揮されません。
だから、時間が経って血液中の濃度が下がってくる頃に、次のくすりを飲んで濃度を上げる、ということが大事です。
それが、食事の間隔と合えば、1日2回~3回、食後に、ということになるんですね?
そうです。
逆に血液中の濃度が高すぎると、効果が強すぎたり、中毒症状や副作用が出たりすることがあります。
適切な濃度をコントロールするために、1日の飲む回数を守ることが大切です。
どんなに効果的なくすりでも、医師や薬剤師の指導や決められた用法用量どおりに飲まないで、自己判断で飲むと効果が適切に発揮されなかったり、逆に強い作用が出てしまったりするから、自己判断で量を増やしたりするのは絶対にやめてくださいね。
病気や症状によって、くすりの成分が異なり、血液中の濃度の上がり方や下がり方、飲む量・飲む回数・飲む期間が決まっています。
くすりを飲み始めるたびに、そのくすりの飲み方をチェックしておくことが大切ですよ。
医師や薬剤師から指導されたくすりの飲み方は、きちんとした理由がある