Q6肝斑は内服薬で改善しますか
トラネキサム酸の内服薬を2ヶ月服用するのが目安です。
しみのケアとしては、美白ケアによる予防やビタミンC補給が一般的。また、皮膚科においては、レーザー治療や光治療、ケミカルピーリングなどしみ治療の選択肢が広がっています。そんななか、肝斑には主に内服薬による治療法が用いられます。トラネキサム酸の内服薬は、メラニンをつくり出すメラノサイトに信号を送る「メラノサイト活性化因子」のはたらきを抑え、肝斑の生成を抑制します。ビタミンCやハイドロキノンなど美白外用剤を組み合わせて処方される場合もあります。
トラネキサム酸が主成分のOTC医薬品(市販薬)「トランシーノEX」は、「しみ(肝斑に限る)」という効能効果が認められた内服薬です。毎日服用して、2ヶ月が効果の目安となります。