Q2左右対称にあるしみは肝斑でしょうか
肝斑のポイントは「左右対称」に加え、他の特徴も要チェック!
肝斑というしみのもっともわかりやすいポイントは、そのしみが左右対称に広がっているかどうか。それが肝斑の大きな特徴です。鏡を見て、もし左右対称のしみが見つかったら、まず肝斑を疑ってみましょう。
注意しておきたいのは、たまたま日光黒子(老人性色素斑)など、ほかのしみが顔の左右のほほあたりに現れる場合があること。また後天性真皮メラノサイトーシスという肝斑と似たような症状もありますので、ほかの特徴も確認することが必要です。
肝斑は、ほほ骨に沿って広がり、目の周囲は避けて現れるので、そこだけ色が抜けたように見えることもあります。また、目尻の下や額、口のまわりに出ることもあります。そのほか形状としては、丸や楕円といえるほど輪郭がはっきりせず、薄い褐色でもやっと広がるといった特徴もあります。