肝斑のギモン Q&A

Q1しみの種類と治療法を教えてください

しみの治療を始めるなら、まず、そのしみの種類を知る必要があります。

しみは、皮膚の表面の薄い表皮にメラニンがたまり、色素沈着をおこすことにより現れるものですが、その原因、症状によっていろいろな種類があります。

そして、しみの種類によって治療法も異なります。たとえば、日光黒子(老人性色素斑)であればレーザー治療が有効ですが、肝斑ではむしろ逆効果で悪化することもあるといわれています。そのしみが肝斑であれば、内服薬(トラネキサム酸)で改善できます。

もし、内服薬(トラネキサム酸)をのんでも効果がないとすれば、そのしみは肝斑でない可能性を考えたほうがいいかもしれません。

また、複数のしみが発症している場合、別のしみの下に広がる肝斑が薄くなることで、かえって別のしみが目立つようになってしまうというケースもあります。

しみの治療をはじめるときには、思い込みや勘違いのないように、しみの種類をしっかり見極めることがとても重要です。