Q4.
妊娠中にくすりを服用しても大丈夫でしょうか?
A4.
妊娠中はどんなくすりに対しても慎重であるべきです。妊娠している、または妊娠していると思われる場合には主治医と相談したうえでくすりを処方してもらいましょう。
妊娠中だけでなく、授乳中も医師や薬剤師に相談して慎重に対処してください。
のみ薬でなくぬり薬などの外用剤であっても影響することはありますので、使用上の注意を読んでから使用しましょう。
また、病気はなるべく妊娠前に治し、妊娠中は普段以上に病気にかからないよう健康管理に十分心がけましょう。
母親が服用したくすりは、胎盤を通過して胎児に移行することがあるので、妊娠中は特別な配慮が必要です。胎児の体が作られ始める妊娠2ヶ月ごろから影響が出るので、妊娠の可能性のある人も注意しておく必要があります。
また、母乳に移行することもあるので、授乳中も気をつけましょう。
便秘薬は流産や早産を引き起こすことがあります。
解熱鎮痛薬や風邪薬に使われるアスピリンやアセトアミノフェン、イブプロフェンなども注意が必要です。
くすりを使用するときは医師や薬剤師に相談しましょう。
くすりの基礎知識の中で詳しく解説しています。こちらのページをご確認ください。