どれくらい節税できるの？

税制で優遇され、税金が戻ってくるというと、条件となる額を超えた額がそのまま戻ってくると思われがちですが、そうではありません。所得税や住民税は、課税される所得金額に税率がかけられて税額が決まります。セルフメディケーション税制では、対象品購入額の12,000円を超えた額が所得から引かれて、課税対象額が減額されるので、税金が低くなるのです。

計算例

所得税率20%、住民税率10%の人が、セルフメディケーション税制対象となるOTC医薬品を1年間に40,000円購入した場合

• 国に納める所得税（確定申告後に還付される金額）
  （40,000円－12,000円）×所得税率20％＝5,600円
• 翌年度の住民税（戻るのではなく、翌年度の住民税負担が減ります）
  （40,000円－12,000円）×個人住民税率10％＝2,800円
  
  5,600円＋2,800円＝8,400円

合わせて8,400円が減税分となります。

参考：所得税率の目安について

(2015年分以降)

[2021年4月1日現在法令等]

• ご自身の減税額について詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。