セルフメディケーション税制の対象となるOTC医薬品の品目名は随時更新されており、厚生労働省のホームページで確認することができます。
インターネットを使ってひとつひとつ品目名を確認するのは難しいかもしれませんが、対象となるOTC医薬品のパッケージには下記のようなマークが表示されております。OTC医薬品を選ぶ際は、マークの有無を確認するとよいでしょう。
ただし、このマークは掲載が義務化されているわけではありません。また、新たに対象となったばかりの時にはマークが付いていない場合もありますので、店頭で確認するとよいでしょう。お店によってはプライスカード(値札)やPOPで対象品であることが示されている場合もあります。
また、セルフメディケーション税制対象となるOTC医薬品を購入した際に発行されるレシートにも、対象のOTC医薬品であることが記載されます。明細が出力されるレジシステムであれば自動的に記載されていますし、そうでない場合は領収書に手書きで記載されます。
セルフメディケーション税制の適用を受けるために確定申告するには、購入した対象製品の情報が表示されたレシート・領収書が必要です。
なお、平成29年分の確定申告から、「セルフメディケーション税制の明細書」の添付が必要となり、領収証の添付は不要になりました。しかし、明細書の記入内容の照合を目的として税務署から提出を求められる場合があるため、レシートや領収証は、確定申告書の提出から5年間は手元に保管しておくようにしましょう。