対象となるOTC医薬品はどこを見れば分かる?

対象のOTC医薬品はどこでわかる?

セルフメディケーション税制の対象となるOTC医薬品の品目名は随時更新されており、厚生労働省のホームページで確認することができます。

インターネットを使ってひとつひとつ品目名を確認するのは難しいかもしれませんが、対象となるOTC医薬品のパッケージには下記のようなマークが表示されております。OTC医薬品を選ぶ際は、マークの有無を確認するとよいでしょう。

ただし、このマークは掲載が義務化されているわけではありません。また、新たに対象となったばかりの時にはマークが付いていない場合もありますので、店頭で確認するとよいでしょう。お店によってはプライスカード(値札)やPOPで対象品であることが示されている場合もあります。

対象のOTC医薬品の見分け方

また、セルフメディケーション税制対象となるOTC医薬品を購入した際に発行されるレシートにも、対象のOTC医薬品であることが記載されます。明細が出力されるレジシステムであれば自動的に記載されていますし、そうでない場合は領収書に手書きで記載されます。

レシート・領収書への対象製品の表示について

セルフメディケーション税制の適用を受けるために確定申告するには、購入した対象製品の情報が表示されたレシート・領収書が必要です。

  1. 証明書類には、(1)OTC医薬の製品名、(2)金額、(3)当該製品がセルフメディケーション税制対象のOTC医薬品である旨、(4)販売店名、(5)購入日が明記されていることが必要です。
  2. 上記1の(3)の明記について、レジで発行されるレシートで対応する場合は、下記(ア)または(イ)の通りとされていることが必要です。
    • (ア) 製品名の前にマーク(例えば「★」)を付すとともに、当該マークが付いている製品がセルフメディケーション税制対象OTC医薬品である旨(例えば「★印はセルフメディケーション税制対象OTC医薬品」)をレシートに記載されている
    • (イ) 対象製品のみの合計額を分けて記載されている
  3. 上記1の(1)~(5)の事項が明記されているのであれば、レジで発行されるレシートであるか、手書きの領収書であるかなどを問いません。

なお、平成29年分の確定申告から、「セルフメディケーション税制の明細書」の添付が必要となり、領収証の添付は不要になりました。しかし、明細書の記入内容の照合を目的として税務署から提出を求められる場合があるため、レシートや領収証は、確定申告書の提出から5年間は手元に保管しておくようにしましょう。

明細出力されるレジシステムの場合

手書きの領収書を発行する場合

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