風邪?乾燥?
のど(喉)の痛みや
腫れの原因は?

感染、乾燥、声の出し過ぎなど・・・
のどの痛みや腫れが起こる理由は
さまざま

[主なのど(喉)の痛みの原因]

感染 細菌 ウイルス
喉の乾燥 花粉シーズン 鼻づまり いびき
喉の酷使 女子会 カラオケ プレゼン
喉への刺激 忘年会 タバコ 激辛グルメ

のどが痛いと、唾を飲み込むのもやっとだったり、いつものように声が出せなかったりして、本当につらいですよね。のどが痛くなる原因には、ウイルスや細菌による「感染」、鼻づまりや口呼吸などによる「のど粘膜の乾燥」、長時間しゃべり続けたりすることによる「のどの酷使」、タバコや香辛料などによる「のどへの刺激」が挙げられます。

ふだんから、マスクやうがいをしたり、のどに負担をかけないようにしたりして、予防を心がけたいものですが、仕事の都合や友人との付き合いなどで、なかなかそうもいきませんよね? 女子会で盛り上がってしゃべりすぎ、翌朝起きたらなんだかのどが痛い…なんてこともあるのではないでしょうか。

大切なのは「のどが痛いな」と思ったらそのまま放っておかず、症状にあった適切な対処をすることです。そのためにも、まずはのどの痛みや腫れが起こるメカニズムを知っておきましょう。

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のどの“炎症”が、痛みや腫れを
引き起こす

吸い込んだ外気に直接触れるのどには、ほこりや煙、花粉、ウイルスや細菌などの外敵を体内に侵入させないようにするための防御システムが備わっています。外敵が入ってくると、のどの粘膜でそれを付着し、外へと追いやります。

ところがのどが乾燥すると、この防御機能が低下し、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。風邪のウイルスなどに感染するとのどの細胞が破壊され、炎症が生じます。この炎症が、痛みや腫れの原因になるのです。

炎症が起こる原因はウイルスや細菌の感染だけではありません。タバコの煙や花粉、ほこりなどにさらされ続けたり、過度のお酒や香辛料による刺激を受けたりすることでも炎症は起こります。長時間しゃべったあとにのどが痛むのも、炎症が起こっているからです。

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痛みや腫れを治すには、炎症を鎮めるのがポイント!

「そのうち治るだろう」と痛みを放っておくと、炎症の範囲がひろがって、症状が悪化してしまうなんてことにもなりかねません。そうならないように、のどの痛みや腫れを感じたら、早めに対処することが大切です。

ポイントは、痛みではなく、その原因となる炎症を抑えること。炎症やアレルギー症状が起こっているとき、体内ではプラスミンという物質が過剰につくられます。このプラスミンを抑えるトラネキサム酸などの“抗炎症成分”が配合されたお薬は、のどの痛みや腫れなどを改善してくれます。内服薬が市販されているので、病院に行く時間がないけど症状がつらいときなど、セルフケアに利用するといいですね。

[のどの痛みの症状と原因]

のどの痛みの症状と原因について

イメージ図

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つらい症状、どうすればよくなるの?

飲み込むときに痛い、むずむずと痛がゆい、声がかれる……。のどの痛みといっても症状はいろいろ。早く症状を改善するには、原因となる病気に合わせた対処法が必要です。

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