こんなときどうする?
のど(喉)が痛い時の症状別対処法
ものをのみ込むときに痛い
のどの痛みがつらくて仕事や趣味に集中できないときは、早くなんとかしたいですよね。咽頭や扁桃に炎症が起こっていると、飲み込むときに痛むことがあります。
まずは、喫煙や刺激物の摂取、大声を出すなど、のどに負担になるような行動はなるべく避けましょう。マスクを着用したり加湿器を使ったりして、のどを乾燥させないように心がけることも大切です。のど飴などでのどを潤すのもおすすめです。
忙しくて病院に行けない、市販薬でセルフケアしたいというときは、抗炎症成分を配合した「口腔咽頭薬」というタイプのお薬を選ぶとよいでしょう。内服薬には、抗ヒスタミン成分が入ってない眠くなりにくいタイプや、お子様から飲めるタイプもあるので、用途や年齢に合ったものを選びましょう。
ただし、ガマンできないほど痛い、のどの痛みのほかにも気になる症状がある、高熱がある、膿があるといった場合には、なるべく早く病院を受診しましょう。
のどがむずむずと痛がゆい
花粉のシーズンに、のどにかゆみを感じることはありませんか? 花粉症というと、目のかゆみやくしゃみ、鼻水・鼻づまりが主な症状として挙げられますが、実はのどのかゆみや痛みを感じる人も少なくありません。鼻とのどはつながっているため、鼻で吸収されなかった花粉が鼻からのどへと流れてしまい、のどにかゆみが生じることがあるのです。また、花粉症で鼻がつまって口呼吸になると、乾燥した空気によってのどの粘膜が傷つきやすくなります。
原因となる鼻症状を抑える薬を使えば、のどの症状の緩和にもつながります。早めに対処して、花粉症のシーズンを乗り切りましょう。
声がかれる 、咳が出る
喉頭(のどぼとけがある部分)に炎症が起こると、声がかれたり、咳が出たりします。風邪などで起こった炎症であれば、風邪を治すことでよくなりますが、 声がかれたまま治らない、呼吸が苦しい、食べ物や飲み物が飲み込めないといった場合は、病気が隠れている可能性があるので、早めに病院を受診しましょう。
声がかれる病気には声帯ポリープや喉頭がんなど、咳が続く病気 には咳喘息や慢性気管支炎、胃の内容物が食道に逆流して起こる逆流性食道炎などがあります。
ヒリヒリやしびれは風邪じゃなくて病気かも?
特定の食品を食べた時に口の中がしびれたり、のどの奥がヒリヒリしたりする場合は、アレルギーや食道炎などの病気が隠れている可能性が考えられます。
炎症を鎮め、
のどの痛み・腫れに
優れた効果を
発揮します。