調査結果概要
- Ⅰ.肩こり・腰痛はニッポンの国民病 肩こりレスな沖縄、腰痛レスな愛媛は幸福度が高い
-
- 肩こり・腰痛はニッポンの国民病。肩こりは73.5%、腰痛は67.0%が国民病として同意
- 肩こり人口が多い肩こり県は、「奈良」、「徳島」、「大阪」。最も少ないのは、「沖縄」
- 腰痛人口が多い腰痛県は、「秋田」、「鹿児島」、「佐賀」。最も少ないのは、「愛媛」
- 奈良・秋田は肩こり・腰痛を放置しがちだが、沖縄・愛媛は貼付薬などを使って対処
- 肩こり人口が少ない沖縄は、症状が出たらすぐに対処。パソコン利用時間が短くストレス度も低く、幸福度は高い
- 腰痛人口が少ない愛媛の腰痛対処法第1位は市販の貼付薬で満足度も高い。ストレス度が低く、幸福度は高い
- Ⅱ.平均で肩こり歴12.4年、腰痛歴9.9年と慢性化 重症化するとストレス度も高まる
-
- 肩こり歴は平均12.4年、腰痛歴は平均9.9年と慢性化。「ほぼ毎日」その痛みに悩まされ、重症化している人ほど頻度も高い
- 肩こり・腰痛は「15時〜20時台」の夕方から夜にかけてが痛みのピークで、半数以上が日常生活に支障をきたしている
- 肩こり・腰痛は「ツラくなってから」対処する人が多数派だが、対処のタイミングは「適切ではない」と感じ、満足度も高くない
- 肩こり・腰痛が重症化している人のストレス度はより強い
- 肩こりの対処費は約1,700円/月、腰痛では約1,800円/月
- Ⅲ.外用薬に期待することトップは「高効果」。肩こり重症層では「速く効く」ことも重視
-
- 貼付薬を正しく理解しているのは1割。貼付薬と塗布薬の使い分け、貼付薬の替え時など、わからないまま使用
- 外用薬に期待するのは、3人に2人が「高効果」。肩こり重症層では、「速く効く」が高い
- 貼付薬は「自分」で貼る人がほとんどだが、実は、配偶者や子どもに貼ってもらいたい
- Ⅳ.「肩がこる」「腰が重い」に共感者多数。もし肩こり・腰痛がなくなったなら、幸福度は4割増
-
- 3割以上が肩こり・腰痛の原因を理解せず、8割は症状が出ても「放置しがち」。肩こりで受診するのはわずか2割
- 肩こり持ちの今の幸福度は50.0点、腰痛持ちは48.5点。肩こり・腰痛がなくなれば幸福度は4割近くもアップ
- 6割は「肩こり・腰痛は一生治らない」と思っているが、肩こり・腰痛がなかったら作業効率がアップし生活もより楽しくなる
- 肩こり・腰痛大国の日本人が共感する慣用句は「肩がこる」と「腰が重い」。肩こり度・腰痛度が高いほど共感度が高い