睡眠コラム2
睡眠は、肌の健康とも深い関わりがあります。60人の女性を睡眠時間が5時間以下のグループと7~9時間のグループに分けて皮膚の老化を評価したところ、睡眠時間が7~9時間と十分に睡眠時間がとれているグループでは、皮膚老化スコア、水分、皮膚バリアの回復、日焼けによる紅斑からの回復がいずれも良好でした※1。
「体内時計を司る時計遺伝子は、ケラチノサイト(表皮の大半を構成する角化細胞)や、コラーゲンやエラスチンなどの結合組織を作り出す線維芽細胞、皮脂腺細胞にもあり、皮膚のターンオーバーは夜中に最も活発です※2。つまり睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが正常でない状態が固定化し、エイジングにも関わってくるというわけです。これを防ぐには、適切な時間にしっかり睡眠時間を確保する必要があります。最低7時間は眠ること、また、深夜0時~3時の間の深い眠りも肌の正常な代謝サイクルにとって重要です」と小柳先生。
睡眠不足による肌トラブルは誰もが実感するところ。「寝不足は、つい化粧を落とさずに寝てしまう、時短のためにマスクの下は日焼け止めを塗らないなど不十分なスキンケアにつながりやすく、肌荒れが悪化するという悪循環も起こりがちです」(小柳先生)。
※1 Clin Exp Dermatol. 2015 Jan;40(1):17-22.
※2 Cell Stem Cell. 2013 Dec 5;13(6):745-53.
睡眠不足は元から解決する必要がありますが、睡眠不足に伴う肌不調でストレスをため、そのストレスが睡眠不足につながれば悪循環になってしまいます。そんなときの肌トラブルを回避するためのケアの2大ポイントが、「保湿」と「UVケア」。「化粧水も乳液も、手のひらに500円玉大を出して、じわーっとていねいになじませてください。肌への優しいタッチングは癒やしとなり、睡眠前のリラクゼーションにも有効です。たたくようにつけるのは、肌の炎症のもとなので避けて。日焼け止めもたっぷりつけて、汗をかいたら塗り直してください。まぶたは日焼け止めを塗り忘れがちなので、顔全体にまんべんなく塗りましょう。マスクをつけていてもUVは透過するので、顔全体にUVケアを。特に夏場は目から入る紫外線も肌のシミの原因です。サングラスなどでしっかり防御しましょう。睡眠不足のときこそ、しっかりとスキンケアを」(小柳先生)。
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