睡眠コラム1
夜型化した生活の影響を受けているのは、大人だけではありません。
「中学受験世代では21時ごろまで塾で勉強し、帰宅後に食事や学校の宿題、となると、慢性的な睡眠不足が生じている可能性があります。本来、学童の年代では成人以上に睡眠時間が必要にもかかわらず、睡眠時間が短くなります。こうした夜更かしの習慣が続けば、大人になってからの肥満や生活習慣病のリスクだけでなく、うつ病のリスクが高まることも問題視されています」(中村先生)。
子どもは睡眠不足でも「寝不足」と意識しないこともあり、イライラや攻撃性といった行動が出る場合も。正しい睡眠と覚醒のリズム作りができるよう見守りたいものです。