2024年3月8日の国際女性デーに合わせて、ティーン世代に向けた生理痛の対処啓発と理解促進を目的とする、「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」を新たに発足しました。
また、3月8日にはSHIBUYA109渋谷店にてティーン世代に向けた「#生理痛を甘く見ないでほしい」メッセージ広告の掲出とリーフレットの配布を行いました。
2023年3月に掲出した「#生理痛を甘く見ないでほしい」のブランドメッセージに、ティーン世代に向けたメッセージを新たに追加した「生理痛の話は、誰かの話じゃない。私たちみんなの話だ。#生理痛を甘くみないでほしい」を2024年3月8日にSHIBUYA109の1階イベントスペースに掲出。本メッセージには、生理痛に悩む方に「我慢」以外の選択肢があることを知ってほしいとの想いだけでなく、悩みを抱えていない方にも、目に見えない痛みに悩んでいる人がいることを知り、思いやるきっかけになってほしいとの思いを込めています。
また、SHIBUYA109では同日から生理痛にまつわるティーン世代の声や生理痛の対処法などを掲載したリーフレット「そうだったんだ!みんなの生理痛ホント&ホンネBOOK」を無料配布。「生理痛で休む場合は欠席扱いにしないでほしい」「私の生理痛って“普通”なのかな?」など、ティーン世代のリアルな声とともに、生理痛の対処法や生理痛に関するQ&Aなどを掲載しています。
「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」
発足発表会・生理痛について“学び・考える“公開授業 開催レポート
3月6日に開催されたメディア向け発表会には、ティーン世代から絶⼤な⽀持を誇る夏川メガンさん、平松想乃さん、向井怜⾐さん、学校における⽣理にまつわる課題解決の提⾔を⽂部科学省へ⾏なった⽇本若者協議会のメンバー、さらにSHIBUYA109でSDGsに関するアクションを考える部活動に参加しているSHIBUYA109lab.EYEZのメンバーが参加。産婦人科医・高尾美穂先生の授業で生理痛について学んだ後、ティーン世代の生理痛に関する悩みや困りごとに対してどういうアプローチができるかを考えました。
◇発足発表会
第1部では、まず初めに「ロキソニン」ブランドマネジャー・土合桃子が本プロジェクト発足の趣旨を説明。なるべく早いタイミングで生理・生理痛に関する正しい情報に触れていただきたいとの想いから、ティーン世代とともに情報発信方法を考え、伝えていくための取り組みを始動することを宣言しました。
◇生理痛について“学び・考える”公開授業
次に、産婦人科医・高尾美穂先生がプロジェクトメンバーに向けて生理痛のメカニズムや対処法について講義を行い、その後「生理痛に悩んでいる当事者がガマンしないために、何ができるでしょう?」とのテーマでメンバー同士、ディスカッションを行いました。当事者ができることとして「生理痛のつらさを誰かと比べない」「自分に合った生理痛への対処法を見つける」、非当事者や社会ができることとして「生理痛への理解を深めて、当事者に寄り添う」「制度を整備して、生理痛を理由に休みやすい環境を作る」などの意見があがりました。
◇トークセッション 「授業を受けて感じたこと・学校や社会における生理痛に関する課題について」
公開授業終了後、SHIBUYA109lab.所長・長田麻衣さん、 『今日、好きになりました。』 メンバーでプロジェクトリーダーを務める平松想乃さん、日本若者協議会・秀島知永子さん、第一三共ヘルスケア・土合の4名によるトークセッションを実施。授業を受けて感じたことや考えたことについて、さまざまな立場から話し合いました。
◇ ABEMAオリジナル番組『今日、好きになりました。』タイアップ企画発表
第2部では、夏川さん、平松さん、向井さんが再登場。「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」とABEMAオリジナル番組『今日、好きになりました』がタイアップし、7か月間にわたってティーン世代に向けて生理痛の対処啓発や理解を深める活動を行うことを宣言しました。
プロジェクトの意気込みとして夏川さんが「思いやりの輪を広げる」、平松さんが「生理痛をガマンさせない」、向井さんが「生理痛に優しい社会にする」とそれぞれフリップで発表し、発表会は幕を閉じました。
SHIBUYA109lab.所長 長田麻衣さん コメント
SHIBUYA109として、これまで若い子たちと一緒に色々なトレンドやムーブメントを作ってきました。みんなの感じている声や困りごとに寄り添いながら、適切なアクションをたくさん起こしていきたいです。
ABEMA プロジェクトリーダー 平松想乃さん コメント
生理に対する正しい知識を学び、対処法やガマンしなくていいということを伝えるなど、10代ならではの意見をたくさん発信していきたいです。
日本若者協議会 秀島知永子さん コメント
私自身も生理に対してタブー意識を持ってしまっている部分がありましたが、生理についてオープンにして対話の場をもつことで、社会は少しずつ変わっていくと思います。女性や色々な人が生きやすい社会を目指して、これからも社会に働きかけていきます。
「ロキソニン」ブランドマネジャー 土合桃子 コメント
今回、ティーン世代の方々からいただいたリアルな声を今後のプロジェクトに取り入れて、一人でも多くのティーン世代が、なるべく早いタイミングで正しい情報に触れるためのきっかけづくりをさらに推進したいです。今後の活動にぜひご注目ください。