オーラルケアに関する意識調査

2022年06月03日

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6月4日~10日は歯と口の健康週間「オーラルケアに関する意識調査」
2人に1人以上が、昼食後に歯みがきをしないまま長時間マスクを着用
マスク内で細菌の増殖が加速し、口臭のもとに

“マスク時代における正しいオーラルケア習慣”
~口臭に悩まされない健全な口腔環境をつくるための理想的な1日をご紹介~
 第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)は、マスクの着用機会が増えたコロナ禍、気にする人が増えた口臭の実態について「オーラルケアに関する意識調査」を実施しました。調査の結果を受けて、口臭ケアに詳しい歯科医・照山裕子先生と第一三共ヘルスケアの研究開発担当者が、マスク時代における正しいオーラルケア習慣について解説します。
【TOPIC 1】マスクの着用機会が増えたコロナ禍では、自分の口臭を気にする人が約7割。
<オーラルケアへの関心の高まり>
・コロナ禍では約7割が口臭を気にしており、自分の口臭を気にする人が多く見られる傾向に。
・口臭を気にする人の約3人に1人が、コロナ禍以降「オーラルケア・口臭ケアを意識するようになった」と回答。

【TOPIC 2】普段の生活で行っているオーラルケアに自信がない人は6割以上。
<オーラルケアの実態>
・普段の生活で行っているオーラルケアに自信がない人は6割以上となり、オーラルケアへの意識が高まる一方で、正しいオーラルケアが浸透していない実態が浮き彫りとなる結果に。
・約3人に1人しか、歯科医が推奨する朝(起床後・朝食後)、昼食後、夜(夕食後・就寝前)に歯みがきを行っていない。

【TOPIC 3】口臭の主な原因は、においの強い食べ物ではなく、ほとんどが口腔内の問題。
<調査結果が示す口臭の原因>
・口臭の原因をにおいの強い食べ物と考える人が多いが、実際はほとんどが口腔内の問題。
 マスクの長時間着用による口周りの筋肉の緩みはドライマウスの原因に。
・食後に歯みがきをしないまま長時間マスクを着用することがある人は2人に1人以上。

【TOPIC 4】口臭ケアは、夜寝る前の丁寧なケアと、口腔内に潤いを与えることが重要。
<口臭ケアを専門家が解説>
・マスク生活では口周りの筋肉が緩み、口が開くことで乾燥してしまうことが、口臭の原因に。
 歯が白く濁っていたり、口紅が前歯についている状態は、乾燥のサイン。
・小さな食べカスも取り除き、マウスウォッシュや水を用いて口腔内に潤いを与えることが重要。