まずは、日常的にのどに負担をかけないように心掛けることが大切です。ちょっとした生活習慣が、のどへの刺激となっていることもあるため、日ごろから注意しましょう。
声を出し続けたり、カラオケなどで長時間歌ったりすると、たちまちのどを痛めてしまいます。飲酒、喫煙などものどの痛みにつながりますので、のどをケアするような生活習慣を身につけましょう。
口呼吸をしていると、唾液は蒸発してしまい、口の中が乾燥します。この口呼吸を続けていると、のども乾燥してしまい、風邪をひきやすくなるなどの問題が生じてきます。口呼吸がなかなか直らず、無意識に口が開いてしまう人や、唇・のどが乾燥しやすい人は、一度耳鼻咽喉科を受診してみてはいかがでしょうか。
空気が乾燥する季節だけではなく、外から帰ったときや人ごみの多い場所に出掛けた後など、こまめにうがいをしましょう。うがいには、のどをウイルスやほこりなどの異物から保護する効果があります。
水でも十分効果がありますが、うがい薬やお茶などを使ってもよいでしょう。
まず、水やうがい薬などを口に含み、唇を閉じてほおの筋肉を動かし、クチュクチュと口の中を洗います。
次にしっかりと上を向き、「あ~」「お~」と声を出してみて声がふるえるように、のどの奥を開いて洗います。
含んだ液体が、口の中で温かく感じられてきたら吐き出します。
1~3を数回繰り返しましょう。
のどが乾燥すると、侵入してきた異物を追い出す防御機能が弱まってしまいます。外出時にはマスクの着用を心掛け、室内の湿度は適度に保つようにしたいものです。特に空気が乾燥する季節には、こまめな水分補給や加湿器の使用などもおすすめです。ただし、塩素が入ってる水道水でないと水に雑菌が繁殖し、かえって感染する、つまりのどを痛める原因となりますので、加湿器に入れるのはミネラルウォーターではなく、水道水を利用するようにしましょう。
日ごろからからだ全体の免疫力、抵抗力をつけておきましょう。栄養バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠など規則正しい生活を心掛けることが大切です。
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