「神経痛は年齢に関係なく誰にでも起こりうるものです。予防策として共通しているのは、座っているときも立っているときも、歪みのない正しい姿勢を保つこと、そして神経痛の原因となる病気にならないような、正しい生活習慣を心がけることです。
坐骨神経痛を予防するには、原因のほとんどを占める腰椎間板ヘルニアの予防、つまりは腰痛にならないことが一番です。ストレッチや運動などで腰への負担を減らし、筋力をつけ、腰痛にならないような生活習慣をつけましょう。
肋間神経痛は、からだが歪んでいると起こりやすいといわれています。猫背姿勢や不自然な姿勢を続けると、肋骨が歪んで神経を圧迫し、痛みを引き起こすからです。下図のように日ごろから正しい姿勢をキープし、胸や背中に負担をかけすぎないように努めましょう。
三叉神経痛は突然発症することが多く、特に予防が難しい神経痛の一つです。とはいえ、原因不明の特発性神経痛と同様、疲れやストレスによる自律神経の乱れが関与しているともいわれています。次の項目を参考に、日ごろから適度な運動とストレスをためない生活を心がけたいものですね。
病気の予防には、バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠やストレスをためないなどの正しい生活習慣が何より大事です。また、冷えは血行不良になり、すべての神経痛の痛みを増長させます。冬の寒さ対策、夏の冷房対策、そしてからだを冷やさないような食生活を心がけましょう。
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