日常的な傷を避けるのは難しいので、正しい応急処置の知識や、救急箱の用意で備えておくことが大切です。悪化や化膿しないよう、傷ができるしくみも知っておき、家族一人ひとりが基本的な処置方法をわかっていると理想的です。
突発的な事故や不注意によるケガなど、防ぎようがない傷も多いものですが、スポーツの最中に傷を負うケースも少なくありません。サッカーや野球をする際にはストッキングやサポーターを身につけるなど、起こり得るアクシデントに備えるように心がけましょう。急なケガに対応できるように、コンパクトな救急セットを携帯しておくと心強いですね。
スポーツに限らず屋外で活動するときは、夏場などに素肌を露出した格好でいると傷を負いやすくなるので、長袖長ズボンで腕や足を保護しましょう。また、作業する場合には軍手をつけるなどして気をつけましょう。
いったん化膿すると完全治癒までに時間がかかり、入浴などもままならないことがあります。傷の大・小にかかわらず、傷が化膿する前に、こちらで紹介した手順ですばやく適切なセルフケアを行いましょう。
また、傷がかさぶたになってくるとかゆみを伴うことが多いため、ついついかいて、かき壊してしまいがちです。そこから細菌が入り込むことによって化膿の原因になるうえ、繰り返すと傷跡が残る場合もあります。かかないように注意しましょう。
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