最大の予防は、虫を近づけないこと。蚊やダニなど、身近な虫を完全にシャットアウトすることは難しいものですが、虫よけスプレーを使用したり薄着になりすぎたりしないことで、身を守ることはできます。
人を刺したり咬んだりする虫は、どこにでもいますが、特に草むらには多く生息しています。アウトドアでのレジャーや庭仕事のときは、薄着になりすぎず、ある程度皮膚を覆う服装を心がけましょう。特に夏は皮膚をさらしている面積が広いうえ、虫の活動は活発になります。草むらや山に出かけるときは、肌の露出した部分に、虫が嫌う成分が配合された虫よけスプレーをつけておくといいでしょう。
また、汗をかくと有効成分が流れて効果を発揮できませんので、虫よけスプレーを携帯して出かけましょう。
布団の中は、適度な温度と人の汗などによる湿気もあるため、ダニにとっては住み心地がよい場所です。皮膚を刺されるばかりか、ダニのフンや死骸はアレルギーを引き起こす原因ともなるので、布団乾燥機を使ったり、マメに天日干しをしたりするなどして、ダニのすみかにならないように気をつけましょう。定期的に布団の丸洗いをすることもおすすめです。
特に夏から秋はハチの活動が活発になる時期ですが、ハチやハチの巣に遭遇したら、なにはともあれ刺激しないことが大事です。あわてず静かにその場を離れます。
スズメバチやミツバチなどは黒いものに寄ってくるといわれているので、野山に行くときは、黒い色、濃い色の服装は控えましょう。また、ハチはにおいのするものを攻撃する性質があるので、香水やにおいの強い化粧品、整髪料などの使用も避けてください。
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