風邪(かぜ)をひいてしまったら、症状を和らげるくすりを上手に使いながら、安静にし、水分や栄養補給をして、体が自分の力で治るのを助けましょう。通常の風邪(かぜ)であれば多くの場合、数日で症状が治まります。
解熱鎮痛成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」配合のかぜ薬。のどの痛みや発熱をはじめ、せきや鼻づまりといった早く対処したいつらいかぜの11症状すべてにすぐれた効果を発揮します。
ロキソニン総合かぜ薬市販の風邪(かぜ)薬に、直接ウイルスに効くものはありません。
風邪(かぜ)の治療は、体がしっかりとウイルスと戦い自然治癒に向かえるよう、サポートすることが重要です。市販の風邪(かぜ)薬は、熱や頭痛、くしゃみ、鼻水、咳など、体力を消耗するつらい症状を和らげて、ウイルスと戦う体を助けるために使います。
風邪をひいても、熱以外につらい症状が見られない場合には、風邪(かぜ)薬ではなく、解熱鎮痛薬を使ってみてもよいでしょう。解熱鎮痛薬に含まれるロキソプロフェンナトリウム水和物、イブプロフェン、エテンザミドなどは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)です。
薬局の店頭で和らげたい症状を伝え、自分に合った成分を含んだくすりを選びましょう。運転する人、妊娠中や授乳中の人、持病がある人は選べる成分が異なるので伝えるようにしてください。また、以前に風邪(かぜ)薬で副作用が出た人は、薬剤師に副作用の出にくいものを相談するとよいでしょう。
のみやすさや携帯性、服用回数なども生活リズムを考慮して選ぶとよいでしょう。
このほか、のどを直接殺菌・消毒するうがい薬や、のどの炎症を抑えて粘膜を保護するトローチも有効です。また、複数の症状が重なった場合には、複数の成分が含まれている総合感冒薬もおすすめです。
参考:市販薬は、風邪のステージと症状で選ぼう(風邪とインフルエンザの違いとは?症状の見分け方や市販の風邪薬を選ぶポイント)
妊娠中や授乳中でも使えるくすりがあります。成分によっては赤ちゃんに影響する可能性もあるので、まずはかかりつけ医に相談しましょう。不要なくすりをできるだけ避けるため、総合感冒薬より、和らげたい症状に応じたくすりを選ぶほうがよいでしょう。
また、ウイルスと戦う体を助けるため、栄養ドリンクの摂取もおすすめです。風邪(かぜ)などでの発熱による消耗、産前産後の栄養補給を効能効果としたものが、コンビニなどでも気軽に入手できます。
ウイルスと戦う体を助けるため、まずは無理をせず安静にしてゆっくり休むことです。部屋を暖かくして保温を心がけ、体を冷やさないようにしましょう。高熱が出たときは発汗のため脱水症状を起こしやすくなるので、こまめな水分補給を心がけましょう。
風邪(かぜ)のときにお風呂に入ってはいけないという根拠はありませんが、脱水や湯冷めにつながらないよう、入浴後の水分摂取と保温に注意しましょう。
抵抗力を高めるには栄養が欠かせません。消化のよい良質のたんぱく質やバランスのとれたビタミンなど、体力の消耗を補う栄養価の高いものをとるようにするとよいでしょう。
風邪(かぜ)をひいたら他人にうつさない注意も必要です。なるべく人混みに出ないようにし、ウイルスを含んだ咳やくしゃみの飛沫をまき散らさないよう、マスクをするなどの配慮をしましょう。
葛根湯は、風邪(かぜ)のひきはじめに効く漢方薬です。7種の生薬(葛根・麻黄・大棗・桂皮・芍薬・甘草・生姜)が配合されています。このうち麻黄のエフェドリンという成分は、ウイルスと戦うために体が発熱するのを助け、発汗を促すことで風邪(かぜ)を早く回復させる作用があります。そのため、すでに汗をかいている人、風邪(かぜ)が長引いて体力が低下している人には向いていません。
葛根湯は「風邪(かぜ)かな?」と感じたタイミングで服用するのがおすすめです。
風邪(かぜ)対策をサポート
総合かぜ薬
ビタミン含有保健剤
総合かぜ薬
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