トランシーノEXの主成分は、トラネキサム酸。
さらにしみを緩和するL-システイン、ビタミンCと、サポート成分の3種のビタミンを配合しました。

トランシーノEXの
主成分は、
トラネキサム酸

トランシーノEXは、主成分としてトラネキサム酸を配合した、肝斑を改善する効果が認められたOTC医薬品です。

さらにL-システイン、
ビタミンCを
合わせて配合

さらに、しみを緩和するL-システイン、ビタミンCも合わせて配合。トラネキサム酸とこれらの成分は、表皮の中のメラノサイト(色素細胞)がしみのもととなるメラニンを作り出す過程において、さまざまな作用ではたらきかけ、メラニン生成をブロックし、肝斑を改善します。

サポート成分の
3種のビタミンを
配合

代謝を促進するビタミンB6、ビタミンCの働きをサポートするパントテン酸カルシウム、細胞賦活やターンオーバーの正常化が期待できるニコチン酸アミドを配合しています。

トラネキサム酸

トランシーノEXの主成分
肝斑(かんぱん)を改善するトラネキサム酸

トラネキサム酸は抗プラスミン作用を持つ成分で、肝斑の改善過程に際し、とても重要な役割を果たしていると考えられています。
女性ホルモンや紫外線など皮膚の内外でさまざまな刺激を受けることによって、メラノサイト活性化因子がメラノサイト(色素細胞)に作用し、メラニンの産生を促すために肝斑が発症すると考えられています。プラスミンはメラノサイト活性化因子の一つと考えられていますが、このはたらきをブロックするのがトラネキサム酸です。この阻害作用によって、メラニンを作り出す前の段階でメラノサイト(色素細胞)の活性化を阻害し、肝斑の発生を抑えることができると考えられます。

トラネキサム酸の作用

プラスミン(メラノサイト活性化因子)
の阻害作用=抗プラスミン作用

L-システイン

メラノサイト(色素細胞)の中でメラニンがつくられる、最も初期の段階には、チロシナーゼという酵素が欠かせません。このチロシナーゼの作用を抑えるのがL-システインです。
L-システインは、ほかにチロシナーゼ自体の生成を阻害したり、皮膚の新陳代謝を促進しターンオーバーを活発にすることで、メラニンの排出を促したりします。

L-システインの作用

チロシナーゼ生成阻害作用

チロシナーゼ活性阻害作用

皮膚の新陳代謝促進作用

ビタミンC

ビタミンCは、メラノサイト(色素細胞)がメラニンを作りだす過程で、複数の段階にはたらきかけ、メラニンの産生量を抑えます。ひとつはL-システイン同様、メラニン産生の初期にチロシナーゼの活性を阻害。また、メラニンを生成する過程で発生するドーパキノンを還元する作用もあります。さらに、すでに蓄積されてしまったメラニンに直接作用し、還元するはたらきも持っています。

ビタミンCの作用

チロシナーゼ活性阻害作用

ドーパキノンのドーパへの還元作用

メラニンの直接還元作用

サポート成分の3種のビタミン

新しく配合されたニコチン酸アミドは、「ナイアシンアミド」または「ビタミンB3」とも呼ばれるビタミンB群の一種です。体内でさまざまな酸化還元反応を幅広くサポートする補酵素としての働きや、皮膚や粘膜を正常に保つ作用や、血流をよくする作用があることが知られています。
ビタミンB6は代謝を促進し、パントテン酸カルシウムはビタミンCの働きを助けます。

ニコチン酸アミドの作用

細胞賦活作用
(肌をすこやかに保つ)

角質層のターンオーバーを正常化する

メラニンの受け渡しに関与

ビタミンB6の作用

代謝促進

パントテン酸カルシウムの作用

ビタミンCの働きを助ける

肝斑にしっかりはたらきかける
トランシーノEXの作用メカニズム

皮膚の構造

皮膚の構造

皮膚の構造は、一番外側の表皮と、その下の真皮、皮下組織の三層からなります。このうち、しみができるのは表皮の部分です。

表皮

メラノサイトで過剰につくられた黒色メラニンがケラチノサイトに滞留すると皮膚の色が濃くなりしみになります。

皮膚の構造は、一番外側の表皮と、その下の真皮、皮下組織の三層からなります。しみの一種である肝斑は、表皮の中(メラノサイト)でメラニンが過剰につくられ、細胞(ケラチノサイト)にたまることで発症します。そうした肝斑を改善するには、トラネキサム酸をはじめとしたトランシーノEXの各成分が、表皮のターンオーバーによって細胞が生まれ変わる間に、しみのもとをブロックして、メラニンの生成を抑え、新たなしみができないようにします。