肌を清潔に保つ
皮膚の炎症や感染を予防するために、肌を清潔に保つ必要があります。保清の基本は、きれいに洗うこと。
毎日の入浴やシャワー、洗顔で肌の汚れを落としましょう。
保清のポイント
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洗浄剤は
低刺激・弱酸性顔や体を洗うための洗浄剤は低刺激・弱酸性のものを選びましょう。
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ぬるめの
お湯で流す体や顔を洗う時のコツは、最初に肌の汚れをぬるめのお湯で流してから、洗浄剤を使うようにすることです。
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タオルやガーゼを使ってやさしく洗う
洗浄剤は泡タイプのものを使うか、石けんをネットでよく泡立てます。手のひらか柔らかいタオルやガーゼを使って、ゴシゴシとこすらず、泡を転がすようにやさしく洗います。
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洗いすぎは禁物
洗いすぎは禁物。肌の保湿成分まで落としてしまうからです。
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温度は
40度以下に熱いお湯は皮脂膜を取り除いて肌を乾燥させてしまうので、40度以下のぬるめのお湯で洗い流します(お風呂の温度も40度以下に)。
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十分に洗い流す
洗ったあとは洗浄剤の成分が残らないように十分に洗い流すことが大切です。洗浄剤の成分が皮膚に残っていると肌への刺激になるからです。
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水分を拭きとる時に
肌をこすらない入浴や洗顔後に水気を拭きとる時は、肌をこすらずに、柔らかいタオルを軽く押し当てて水分を吸収させるようにふきます。