- 編集:健康美塾編集部
- 文:小野貴弘
- イラスト:小迎裕美子
更新日:2023年05月23日
肩こりや肩の痛みに悩まされている人は多いものの、その痛みを対処せずに、放置している人が実は多いといわれています。「どうせ治らないんでしょ?」とあきらめモードのあなた。痛みを抑える「市販薬」を取り入れた簡単な対処法があるんです!
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肩こりの痛みってどうせ治らないし、 我慢するしかないんでしょ(涙)?
多くの女性が日々悩まされている「肩こり」ですが、こりからくる肩の痛みや重みを感じたとしても、「いつものことだから・・・」と対処をせずに、放置している人がなぜか多いようです。
例えば、長時間にわたってパソコンを使ったデスクワークや車の運転を続けたとき、ちょっと無理な体勢を続けた場合に、肩のこりや痛みを感じている人はきっと多いはずです。これは肩の筋肉に負荷のかかった状態が続くことで、肩まわりの血行が悪くなってしまうことにあります。
つまり、肩こりやこりに伴う痛みの症状は、筋肉疲労による「血行不良」や「姿勢の悪さ」が主な原因です。「しばらく我慢すれば自然に治るし」「どうせいつものことでしょ?」「もう年だから」といって放置しておくと、筋肉が緊張したり関節が固くなってしまって、こりや痛みが慢性化したり、症状が悪化してしまうケースもみられます。
予防策としては、正しい姿勢を意識する。生活習慣を見直す。ストレッチを取り入れて筋肉(肩のまわり、頚椎、肩関節)をほぐす。湯船に浸かる。などなど、血行の流れをよくしてあげるだけで、痛みの症状を解消することができるのです。
とはいえ、痛みを感じても時間に追われてなかなか実践できない人も多いと思います。でも、肩の痛みをなるべく早く和らげたい・・・。そのような場合には「ロキソニンS外用薬シリーズ」のような、すぐれた鎮痛・抗炎症作用のある市販薬を取り入れてみるのもひとつの方法です。
痛みを少しでも感じたら、こうした外用薬を使ってみることで、痛みの軽減を実感していただけると思います。一番大切なのは、姿勢や日々の生活習慣を改善するという意識を持ちつつ、市販薬を取り入れることです。
下記に肩こりのセルフチェック項目を設けてみました。
ひとつでも当てはまる場合には、普段の姿勢や生活習慣を見直してみましょう。
□左右の肩の高さが同じか
□頭が左右どちらかに傾いたり、ねじれたりしていないか
□あごが前に突き出していないか
□体が傾いていないか
□両腕をまっすぐ真上に上げたとき、左右の角度は同じか
□手足などの冷え性が気になる
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今の自分にあってるのはどのお薬? 市販薬で対処してみたいけど、 いっぱいあって使い分けがわかりづらい!
肩こりからくる痛みがあると、筋肉の緊張が続き、こりや痛みが悪化するという悪循環に陥ります。関節を動かせなくなったりと、さらに悪い状態になる場合もあるので、痛みを感じたらつらくなるまで我慢せずに、早めの対処を心がけることが大事です。仕事や子育てに追われて、時間がなかなかとれない方には、「こりからくる痛み」を緩和してくれる市販薬での対処も有効です。
例えば、「ロキソニンS外用薬シリーズ」は、「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が痛みの芯まで直接浸透することで、つらい痛みにしっかりと効いて、すぐれた鎮痛・抗炎症作用を発揮します。
このシリーズには4つのタイプがあるので、症状や痛みの部位にあわせた便利な使い分けができます。このうち今回は、女性にもとり入れていただきやすい、肩こりに伴う痛みにおすすめな2つのタイプを見ていきたいと思います。
まず「ロキソニンSテープ」は薄くて伸縮性にすぐれたテープ剤で、肩や関節などのよく動かす部位への使用におすすめです。テープ自体は「貼りやすい」「はがれにくい」「貼りなおしやすい」のがポイント。しかも「臭いが気になりにくい」のと、肌色のテープ剤なので貼っていても「目立ちにくい」ので女性の方にもおすすめです。女性目線で捉えてみても良いことづくしなので、外出をするときにこそ、是非使ってみていただきたいアイテムです。
ちなみに、肩の筋肉の動きと平行にテープ剤を貼ると、その部位がより動きやすくなります。密着感も非常にあるので、「あ、効いているかも」っていう実感がしやすいかもしれません。
「ロキソニンSゲル」は無色透明のゲルタイプで、関節などのテープ剤を貼りにくい場所や、首筋など肌が露出して目立ってしまう部位などへの使用に最適です。のびもよくてしっかりと塗りこむことができるのと、臭いが気にならない無香料タイプなので、仕事や家事の休憩時間の合間に軽くマッサージをしながら塗りこむこともできます。
「肩がこっているなあ」と感じたら、お風呂に浸かって筋肉をほぐして血行をよくしてあげる。そして痛みを感じたら鎮痛消炎薬の「ロキソニンSテープ」や「ロキソニンSゲル」で対処をしてあげる。このサイクルを日々の生活に取り入れてみると、自分の肩こりとの上手な付き合い方が見えてくるかもしれません。
そして最後に、肩が痛いときには「貼るロキソニンS」、貼りにくい場所には「塗るロキソニンS」と、“使い分け”を覚えておいてくださいね!
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