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かぜをひいたら、各症状にあったかぜ薬のチョイスを!

かぜをひいたら、各症状にあった かぜ薬のチョイスを!

November 1, 2016

  • 編集:健康美塾編集部
  • 文:小野貴弘
  • イラスト:小迎裕美子

更新日:2023年05月23日

今年もかぜの季節がやってきます。つらい発熱、のどの痛み、鼻水に鼻づまり・・・日々アクティブに働く女性にとって、かぜほどつらいものはないですよね。なかなか休みづらいですし・・・。たかが、かぜ。されど、かぜ。ということで、早く治すために、かぜ薬の上手な取り入れ方を見ていきたいと思います。

思い込みcase:1

かぜはかぜ薬では治らないって聞いたんだけど だったら、飲まないほうがいいのかな?

確かに、かぜの原因となる菌やウイルスに直接効くかぜ薬は、現在の市販のかぜ薬のなかにはありません。しかし、かぜ薬を上手く取り入れることで、早く治す助けになったり、つらい体を楽にしてくれたりするので、賢く選んであげることが大切です。

そもそもかぜ薬の役割とは、かぜのウイルスそのものを退治することではなく、かぜにともなう各症状を緩和させる対症療法であるということです。つらい発熱や頭痛、くしゃみ、鼻水、咳などの症状を和らげて、その間に体を楽な状態にして、体の抵抗力をつきやすくしてくれます。そして、体にある免疫力や治癒力でウイルスを撃退する。つまり、かぜのウイルスと戦うためのサポートをしてくれるということなのです。

もう少し詳しく見てみましょう。
まず、空気中のウイルスや病原菌が、鼻や口を経由して体内に入ってくると、防御反応という形で体がウイルスとの戦闘モードに入ります。戦うことで粘膜内部の組織に炎症が起こり、体温(熱)を上昇させたり、くしゃみ、咳、鼻みず、鼻づまりなどの症状を引き起こすことで、ウイルスを体の外に出そうとします。

その際に、体が疲労している状態でかぜのウイルスと戦ったところで、免疫力も落ちているので、次第にウイルスに攻め込まれてしまい、結果、かぜが長引いたり、他の細菌によって二次感染してしまうこともあります。そこで、体が万全の布陣でウイルスや菌と戦えるように、熱を下げたり、咳や鼻水を抑えるといった、かぜの諸症状を和らげてくれるかぜ薬を飲むことは非常に効果的なんです。かぜをひいてしまったら、今の自分の各症状にあったかぜ薬を選ぶことが何よりも大事ということです。

今さら聞くに聞けない、なんでかぜを引いてしまうの!?

思い込みcase:2

かぜ薬ってなにを飲めばいいのかわからない…… 正直、どれを選んでも一緒なんじゃないの?

ドラッグストアなどで扱われているかぜ薬の種類は膨大で、かつ記載されている症状も様々なので、どれを選べばいいのか正直モヤッとしますよね。前述しましたが、市販薬のかぜ薬はかぜのウイルスそのものに作用するのではなく、かぜにともなう各症状を緩和させる効能があるということ。かぜ薬はかぜのそれぞれの症状に効く成分を組合わせることで作られていますが、その中でも、熱を下げる、のどの痛みを緩和する、鼻水を抑えるなどの特定の症状に対し、特に効き目の高い成分を配合するなどして、作り分けられています。

大切なのは、自分の症状にあったかぜ薬を選べるかどうか、ということです。つまり自分の症状にあったかぜ薬を服用すれば、その効果をより期待できるということです。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、発熱、咳、たんなど、かぜの症状はさまざま。自分の症状を把握して、その症状にあった(つらい症状を和らげる)成分を含んだかぜ薬を選ぶようにしましょう。

“大切なのはかぜ薬の選び方”ということで、かぜの各症状を緩和してくれる各成分の効能を見ていきます。おなじみの「ルルアタック」シリーズは、パッケージにもわかりやすく謳われているとおり、のどの痛み、発熱、鼻水・鼻づまりと、各症状に対応した作りとなっています。

青いルルの「ルルアタックEX」は、のどの痛みに着目したかぜ薬で、トラネキサム酸とイブプロフェンという2つの抗炎症成分を配合することで、つばも飲み込めないようなのどの痛みや発熱を抑えます。
赤いルルの「ルルアタックFXa」は熱症状が特につらい方にオススメです。アセトアミノフェンを配合し、体内の熱を汗と一緒に体の外に発散させることで、熱を下げてくれる新しい設計のかぜ薬です。
緑のルルこと「ルルアタックNX」は、鼻症状に対してベラドンナ総アルカロイドを中心とする成分を複数配合し、高い効果を発揮します。さらに、併発するのどの痛みには抗炎症作用を持つイブプロフェンが、咳に対してはジヒドロコデインリン酸塩が効果を発揮する、効き目満足度の高い独自処方の総合かぜ薬です。

上記の「ルルアタック」ブランドが、かぜで会社を休むわけにはいかない、バリバリ働く忙しい女性向きであるとすれば、総合かぜ薬の「新ルルAゴールドDXα」は7歳から服用できるので、家族みんなで飲めるのがポイントです。のどの痛み、咳、発熱、鼻水といったかぜの症状全般に効く成分がバランスよく配合されているので、家庭の常備薬としてもオススメです。

そして「プレコール持続性カプセル」は、IPA(イソプロピルアンチピリン)とアセトアミノフェンを配合することで、つらい発熱、頭痛、のどの痛みと全方位にアプローチしてくれます。大きな特長としては、1日2回タイプでしっかりと効き目が持続する製剤工夫がされているので、ランチどきに時間がなくて飲むのをついつい忘れがちな働く女性の皆さんにこそ、試してほしいかぜ薬なんです。

どのかぜ薬を選んでも一緒なんじゃないの?って思っていた、そこのあなた。自分の症状や用途にあわせたかぜ薬の使い分けをすることで、自分の力で体が治るのをより早く、より効果的に助けてくれるのをご理解いただけたのではないでしょうか?自分の症状にあったかぜ薬を上手に取り入れて、これからやってくる寒い季節を楽しく乗り切っていきましょう。

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