スポーツをする前にはしっかり準備運動をし、サポーターやテーピングなどで捻挫(ねんざ)しやすい部分を守りましょう。また、転んだり、階段を踏み外したりしないように、靴の工夫や病気の予防も大切です。
捻挫(ねんざ)を予防するためには、手や足などをひねって関節に無理な力がかかることを防ぐことが必要です。転んだり、人や物とぶつかったり、階段を踏み外したりという不慮の出来事を防ぐためにも、以下の4つを心がけましょう。
急に体を動かすと、思うように動けず、バランスを崩して転んだり、人や物にぶつかったりすることがあります。スポーツする前には手首、足首を回したり、ストレッチをしたりと十分に準備運動を行いましょう。普段運動する習慣のない人はもちろん、運動し慣れている人も油断は禁物です。
ひざや足首にサポーターを付ける、指にテーピングをするなど、捻挫(ねんざ)しやすい部位を安定させ、保護する方法もあります。
足に合ったサイズの、なるべくかかとの低い安定感のある靴をはきましょう。
高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病は、下半身の血行を悪くしたり、足の麻痺や足が弱くなったりする原因となります。食事や睡眠、運動など、生活を見直し、病気の予防を心がけましょう。また、姿勢の悪さが習慣になると、背骨が曲がってしまったり、体のバランスを正しく取れなくなったりします。そのせいで転びやすくなることもあるため、正しい姿勢を保つことが大切です。
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