下痢のほとんどは、食生活を含めた生活習慣が原因で起こります。まずは日々の健康管理をしっかりと行い、腸の健康を維持することが肝心です。ウイルスや細菌などの感染が原因になることもあるので、食品の管理や衛生面に注意しましょう。また、ストレスをためないよう心がけることも大切です。
多くの下痢は、暴飲暴食や消化しにくい食事、寝冷えなど身近なところに原因があります。 普段の生活習慣をちょっと見直すだけでも予防が可能です。
下痢の原因のほとんどは、飲み過ぎや食べ過ぎによるものです。冷たい食べ物をとり過ぎない、アルコールを控えめにするなど、食生活を見直しましょう。
脂っこい食事や香辛料をたくさん使った料理、冷たい食べ物や飲み物などは、腸に刺激をあたえ、ぜん動運動を刺激し、下痢を起こしやすくします。とりすぎには注意しましょう。
冷たい物を飲み過ぎるなどして胃腸が冷やされると、消化機能が低下します。
また、寝冷えによっても同様の状態が引き起こされます。腹部を冷やさないように心がけましょう。
ストレスがたまると慢性的な下痢を引き起こすことがあります。ゆっくり休息する時間をとり、睡眠をきちんととる、趣味を見つけるなど、上手にストレスを発散させるように心がけましょう。
近年、O-157、ノロウイルスなどウイルスによる腹痛・下痢が大流行し、大きなニュースとなりました。
ウイルス感染や食中毒が引き起こす下痢は重症化する恐れもあります。
感染を予防するためにも、正しい知識を持ち、衛生管理を徹底しましょう。
一般家庭で食中毒を引き起こす事例の多い「サルモネラ菌」や「腸炎ビブリオ」はそれぞれ卵や食肉、魚介類などが感染源となります。多くの細菌は加熱することで死滅します。調理の際は中までしっかり加熱する、真水で十分に洗い流すなどといった調理法を徹底することが大切です。
調理に使った器具や食器などはできるだけ早めに洗い、調理台や三角コーナー、シンクなども毎日洗浄し、キッチンを清潔な状態に保ちましょう。特に魚や生肉を扱った調理器具はすぐに洗うように心がけましょう。
旅行先でもっともかかりやすい病気のひとつが下痢です。原因としては、食事や水の違い、感染症、慣れない場所で時間を過ごすことへのストレスなどが考えられます。
海外旅行では旅行先の水が日本よりもミネラル分の多い硬水であることが多く、軟水に慣れた日本人が飲むと下痢になりやすいようです。生水だけでなく、それで洗った生物を食べて食あたりを起こすこともあるので、注意が必要です。
下痢・食あたり(食中毒)
対策をサポート
下痢止め薬
のみやすい小粒の錠剤で、下痢や食あたりに効果を発揮
下痢止め薬
腹痛を伴う下痢、食あたりに