製品ヒストリー
《ルル》
ルルの生まれた背景
1951年2月、初代ルルの登場
1950年頃、家庭薬といえば液体や粉末が主流のため、“苦い味を我慢しながら”飲むのが普通でした。そんな中「ルル」は、市販薬で初めて“複数の有効成分を1つにまとめて配合”し、同時に“糖でコーティングした錠剤”にすることで、“かぜのさまざまな症状によく効き、子どもも飲みやすい”かぜ薬として誕生しました。
以来、時代やライフスタイルの変化と向き合い、飲みやすさや効き目を追求し、数年ごとに新発売やリニューアルを繰り返し、現在の処方・ラインアップとなりました。
発売当時のルルの錠剤は現在より大きく、コーティング技術やさまざまな工夫により錠剤も小型化されましたが、その背景には、「子どもからご高齢の方まで、また薬をのむのが苦手な方も、外観・のみやすさ・服用感で少しでも服用が楽にできるように」と、効果だけでなく使用シーンまで考えたこだわりの連続がありました。
家族の「安心感」という優しさを追求するために、厳しく難関なチャレンジを続けてきたルルの歴史を、年表でご紹介します。
名前の由来
「ルル」は、「(嵐などを)しずめる」といった意味をもつ英語の「Lull」などにちなんで命名されました。
「Lull」にはその他に「(病気・痛みなどを)やわらげる」「(小どもなどを)寝かしつける」といった意味もあります。
製品担当からのコメント
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長年にわたる信頼は、現状維持から生まれるものではありません。時代やライフスタイルの変化と向き合い、飲みやすさや効き目を追求し、時代に合ったかぜ薬である必要があります。
さまざまな工夫により製品の小型化も実現し、飲みやすくしてきた歴史もあります。また、白い錠剤に配合されている有効成分も変化しています。 -
薬としての効果はもちろん、パッケージや瓶などのデザインも、ブランドイメージである安心感をベースに考え抜かれてる、それが「ルル」です。
今後も信頼されるブランドであり続けるためには、私たちがより良いものを生み出していかねばならない、という使命感を感じています。
製品年表
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1951年
錠剤のルルが誕生- ルル
初代「ルル」発売当時から(表面がツルツルで甘く加工された)糖衣錠でしたが、色は白色ではなく橙黄色でした。
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1956年
- 強力ルル
かぜの初期に抗ヒスタミン剤でヒスタミンを抑え、同時に副次的に起こった諸症状ごとに有効な薬剤を配合する事が当時最も効果的な治療法と考えられ、その考えのもと「強力ルル」が発売されました。
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1957年
- ルルシロップ
当時、初のシロップ剤として「ルルシロップ」が発売。
1959年
- ルル点鼻薬
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1960年
- 強力ルルエース
「強力ルル」から、かぜ症状の緩和だけでなく、弱った体の体力回復をサポートするビタミンが配合されてきましたが、この「強力ルルエース」でさらに処方が強化されました。
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1961年
- ルル内服液
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1962年
- ルルドロップ
- ルルエースシロップ
- ルルエースカプセル
- ルルうがい液
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1963年
- ルルAB錠
- ルルせき止め内服液
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1964年
- ルルせき止め錠
- 強力ルルゴールド
- ルル注射液
- 強力ルル内服液
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1965年
- ルルゴールドカプセル
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1966年
- ルルスプレー
- ルルソフトシロップ
- ルルベビーシロップ
- ルルゴールドS
- ルルベビー顆粒
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1968年
- ルルトローチ
- ルル鼻炎カプセル
1969年
- ルル解熱剤
1971年
- 新ルルシロップ(小児用)
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1972年
- 新ルルゴールドカプセル
- 新ルルゴールド顆粒
- 新ルルゴールド錠
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1973年
- ルルマイルド
- 新ルルゴールドSカプセル
1974年
- 新ルルゴールド-S錠
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1979年
- ルル-K錠
1980年
- ルル-K顆粒
- 新ルル-Aシロップ(小児用)
1983年
- 新ルルエースA
- 新ルルエースAカプセル
- 小児用新ルルAシロップ
1984年
- 新ルルエース
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1986年
- 新ルルAカプセル
- 新ルルA錠
「新ルルA錠」は、基準外成分(当時)※を2成分同時に配合した画期的なかぜ薬として生まれました。
OTC医薬品では厚生労働省が承認事務の効率化を図るために「承認基準」として医薬品の範囲を定めており、配合できる成分が「基準内成分」として決められています。「基準外成分」とは承認基準に載っていない成分のことで、基準外成分が配合されている場合は、それぞれ個別に有効性と安全性を確認し医薬品として承認されています。
一般的に基準外成分は、より優れた効果発揮を目的として配合され、それぞれの製品の特徴となっています。 -
1987年
- ルル鼻炎ソフトカプセル
1989年
- ルルAシロップ小児用
1992年
- ルルかぜ内服液
- 新ルル点鼻薬
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1993年
- 新ルルA顆粒
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1994年
- ルル内服液「鼻炎用」
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1995年
- 新ルル-K錠
- 新ルル-K顆粒
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1996年
- 新ルル-A錠
「新ルル-A錠」は、「新ルルA錠」を元に、服用のしやすさを目指し、より飲みやすい小型の錠剤化に成功。
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2001年
- 新ルルAゴールド
- ルルのど飴
「新ルルAゴールド」はルル誕生50周年を記念して発売。かぜ薬で初めて基準外成分(当時)※「ベラドンナ総アルカロイド」を配合し、広くかぜの11の症状に効く上で、特に鼻水の症状に優れた効果を発揮。
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2004年
- ルルせき止めミニカプセル
- ルル鼻炎ミニカプセル
2005年
- 新ルルAゴールドカプレット
- ルルこどもシロップ
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2006年
- ルルのど飴C
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2007年
- 新ルルAゴールド細粒
- ルル滋養内服液ミントプラス
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2008年
- ルルのど飴はちみつキンカン
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2010年
- ルルのど飴はちみつレモン
- ルルのど飴DXグレープ
- ルル滋養内服液ローヤル
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2011年
- 新ルルAゴールドDX
ルル誕生60周年に誕生した「新ルルAゴールドDX」。 かぜのさまざまな症状に対応するため更なる処方検討を重ね、特につらい症状「のどの痛み、鼻水、せき」によく効く4つの基準外成分を同時配合。
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2012年
- ルルのどスプレー
- ルルメディカルドロップ
2014年
- ルルのど飴オレンジ味
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2015年
- 新ルル-A錠s
- 新ルルAゴールドs
- ルル滋養内服液(リニューアル)
- ルルうがい薬a(リニューアル)
「新ルル-A錠s」は「新ルル-A錠」の後継品として、これまで配合してきたリゾチーム塩酸塩に変えて、せきを鎮める成分であるノスカピンの配合量を増量しました。
これに伴い、鶏卵アレルギーがある方でも服用できるようになりました。 -
2017年
- ルル滋養液
- ルル滋養液DX
- 新ルルAゴールドDX(PTP包装)
2020年
- ルル滋養錠
2021年
- 新ルルAゴールドDXα
ルル誕生70周年に誕生した「新ルルAゴールドDXα」。
7歳から服用でき、熱・のど・鼻・せき等つらいかぜの11症状全てにすぐれた効き目を発揮する小粒の糖衣錠。
環境に配慮した紙とベジタブルインクを使用した個装箱を採用しました。
つらい症状にフォーカスした「ルルアタック」も
「ルルアタック」は2006年に、“家族みんなの常備薬”として、当時50年以上親しまれてきた「ルル」ブランドから、【「大人専用(成人15歳以上)」のルル】シリーズとして誕生。
のどの痛み・鼻症状等それぞれ異なるかぜ症状の原因に着目した独自の処方設計で、特につらい症状に特化した機能面、1日2回の持続性による服用利便性等、すぐ対処したい大人のニーズにこたえたかぜ薬として発売以来ラインアップを拡充しています。
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ルルアタックEXプレミアム
指定第2類医薬品 -
ルルアタックNXプレミアム
指定第2類医薬品 -
ルルアタックCXプレミアム
指定第2類医薬品 -
ルルアタックEX
指定第2類医薬品 -
ルルアタックNX
指定第2類医薬品 -
ルルアタックCX
指定第2類医薬品 -
ルルアタックFXa
指定第2類医薬品 -
ルルアタックTR
指定第2類医薬品
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